ヘアーズゲート・ウィズヘアーの
エリアマネージャー座談会
Area manager roundtable
和歌山エリアで9店舗・80名のスタッフを束ねるエリアマネージャー3名が、自身が理想とするマネージャー像や応募者に求めること、会社の魅力などを本音で語ります。3人から見た『HAIR'S GATE』『WITH HAIR』は、どのような美容室なのでしょうか?
Member profile
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エリアマネージャー5年目山本 昌央 Masao Yamamoto2011年入社
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エリアマネージャー1年目野村 和美 Kazumi Nomura2001年入社
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エリアマネージャー1年目津田 倫志 Noriyuki Tsuda2014年入社


エリアマネージャーに任命したとき・されたときの心境と意気込み
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山本
2人をエリアマネージャーに任命したのは私です。野村マネージャーは、細かい部分に気を配れる人。私は苦手な部分なので尊敬していて、力を借りたいと思いました。津田マネージャーはやさしさが決め手。後輩への接し方を見ていて、向いていると思いました。
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野村
私はずっとエリアマネージャーになりたかったから、選んでいただけたときは「頑張らないと!」と気合が入りました。エリアマネージャーは「主役」ではなく、お店の店長・主任、悩んでいるスタッフを裏方として助ける立場。私もずっと支えられてきたので、今度は支える側としてお店に恩返しがしたいです。
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津田
私は逆に、まだマネージャー職は考えていなかったので驚きましたが、声をかけていただけたのは本当にありがたかったです。今後特に大切にしたいのは、スタッフの人間関係。実は入社前に半年ほどハサミを置いた時期があるのですが、当社のメンバーに囲まれて働くうちにまた美容が楽しくなった経験があります。きっと、同じ仕事でも職場の雰囲気で楽しさは変わると思います。
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野村
たしかに誰と働くかは大切ですね。私がこの会社で20年続けられたのも、人に恵まれたから。子どもの看病で休んだときも「気にしないで!」の一言に助けられました。こうした声かけやコミュニケーションがあるかによって、続けやすさが変わると思います。
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山本
結局、私たちに必要なのはスタッフに対する感謝の気持ちだと思います。和歌山エリアのお客様は、1日400名~500名。スタッフ全員がいるから対応できる人数です。だから常に「働いてくれてありがとう」という気持ちを伝え、待遇改善の必要を感じたら会社に交渉もしています。
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津田
せっかく美容師になったのに、人間関係や職場環境が理由で辞めてしまうのはもったいないですからね。各スタッフの仕事ぶりだけでなく、それぞれの趣味や夢にも興味を持って、信頼関係のある良いチームをつくりたいです。


ずばり、HAIR'S GATE /WITH HAIRの好きなところは?
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山本
たくさんのお客様を担当させていただけるところです。忙しい日は約20名ものお客様をカットして、それだけ多くの人を笑顔にできる。忙しいですがやりがいはあります。
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野村
私も、以前に勤めていた美容院とは比べものにならないくらい、多くのお客様を担当させてもらっています。小さなサロンでは担当できない人数ですから、やっぱり勉強になりますね。
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津田
私も個人店で勤めてきたので、会社組織ならではの良さを感じています。当社では、モデルさんをスタイリングしてプロのカメラマンさんに写真を撮っていただく「撮影会」を開催しているのですが、これも個人店ではできない経験でした。撮影会のときの写真が、有名ファッション誌に載ったのもうれしかったです!
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野村
すごい!撮影会を通して勉強になったことはありますか?
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津田
撮影用に写真映えする巻き髪をつくった経験を、お客様にも活かせました。こうした活動が、リーズナブルでありながらデザイン性の高いスタイルを実現できる理由のひとつだと思います。
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山本
あとは、お客様が多くても時間のことはあまり言わないですよね。「カットは〇分で!」という制限があると、中途半端でも終わらせようとするじゃないですか?スタイリストにプレッシャーをかけない雰囲気も、クオリティーにつながっています。


どんな美容師さんに入社してもらいたいですか?
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津田
プライベートと両立しながら、長く続けてくださる方が良いですね。プライベートが充実していれば、仕事でも成果が上がると思いませんか?スキルの面では、専門学校を卒業して間もない若手をアシスタントから育ててみたいです。
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野村
同感です。当社で一から指導して、成長過程を見れるのはうれしいですよね。ただ個人的には、プライベートを重視するのも良いけど、積極的にキャリアアップを目指すのも大賛成!当社には指名数という評価基準はありませんが、接客態度や周囲をサポートする姿勢は店長・主任・エリアマネージャーがしっかり評価しています。チャンスは多いですよ。
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山本
エリアマネージャーもオフィスにこもらず店舗に出向いて、スタッフと一緒に働いていますからね。スタッフの取り組み姿勢は近くで見ています。私としては、若手に来てもらえるのと同じくらい、即戦力のベテランさんの入社も助かります。ありがたいことに日々多くのお客様にご来店いただいているので。
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野村
つまり未経験者からベテランまで、幅広い人に採用のチャンスがあるということです!それから、お客様のご希望に寄り添う柔軟性も重視したいところ。私たちの仕事は技術にこだわったアート創作ではなく、お客様のご要望をカタチにすることですから。
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山本
お客様と向き合う姿勢は本当に大切です。マネージャーという立場上、お客様からのご指摘に対応する場面もあるのですが、意外とカットより接客態度のほうがご指摘の対象になりやすいです。お客様への接し方は、技術と同じか、それ以上に大切かもしれません。
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津田
接客は本人の「素」が出る部分だけに、誰かが指摘しないと自分では課題に気付けない場合もあります。ただ、接客が上手く行かず落ち込んでいるところに、上司がガミガミ叱ったら立場がないですよね。だから私が店長のときは、フォローも大切にしていました。
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野村
私も同じです。この仕事は特殊で、30分ごとに新しいお客様がいらして、次々に新たな信頼関係を築かないといけない。その難しさを知っているから、問題点を話すだけではなくて、スタッフの言い分にも必ず耳を傾けてきました。スタッフの気持ちにも、寄り添う職場でありたいですね。
取材日:2021年6月